岡山の美食と湯の郷温泉を堪能するくつろぎとにぎわいの宿
ゆのごう美春閣(びしゅんかく)
ゆのごう美春閣は、岡山県美作市で約1200年の歴史を誇る湯郷温泉。無色透明の湯は肌がつるつるになると評判なことから「美人の湯」とも呼ばれ、なでしこジャパンが英気を養った温泉としても知られています。
岡山県北の豊かな自然と澄んだ空気の中で大切に育てられた奈義(なぎ)和牛など、旬の食材を活かしたお料理と、県北最大級の大浴場や露天風呂、庭園露天風呂で四季を楽しめる温泉が自慢のお宿です。またまたお宿から車で30分のエリアにゴルフ場が4箇所あることからゴルファーにも人気のお宿です。
外観
四季の湯・寛ぎの湯(女湯)
<季節ごとに姿を変える日本庭園>
ロビーに足を踏み入れると、大きなガラス張りの壁から広大な日本庭園が目に飛び込んできます。ロビーから庭園に出ることができるので、散策しながら美作の空気を感じるのもおすすめです。また、ロビーにはティーラウンジ「花ごころ」があり、無料で提供されているホットコーヒーや紅茶バーで寛ぐこともできます。チェックインを済ませたら、羽衣問屋(はごろもどんや)で好みの浴衣を選びお部屋へ向かいます。
<窓の外に豊かな自然、心落ち着く空間で過ごす>
総客室数は77室。一番人気のお部屋は、都会の喧騒を忘れさせる、露天風呂付客室「離れ 観月亭」。2024年夏に、シモンズ製のセミダブルサイズのベッドを配したことから人気は更に上昇。創業大正四年の岡山の酒造メーカー「宮下酒造」の純米酒・美春閣オリジナルの「KANGETSU」で日本酒風呂を楽しめるのも魅力の一つとなっているようです。
また、2024年秋に誕生したセミスイートは、宿泊者アンケートの意見を取り入れられ、畳のお部屋にシモンズ製のセミダブルサイズのベッドが配されています。和と洋が上手く調和した魅力あふれる客室です。
「はなれ観月亭」客室
なぐり加工の入口にもこだわりを感じます。また客室内に取入れられたパウダールームは、男女問わず嬉しい空間。ベッドは「離れ 観月亭」同様にシモンズ製のベッドが配置されています。窓からは四季折々の景色が見渡せ、日頃の疲れを忘れて癒しのひとときを過ごすことができます。最上階客室 浪漫亭からは、1300年の歴史を誇る「美作国(みまさかのくに)」の山々の景色を一望することができるそうです。
そして旅の楽しみは何と言っても食事。料理長は地元出身の小椋浩史氏。地元の食材を活かした料理の一品一品からおもてなしが感じられます。夕食は地元岡山県で飼育された認定黒毛和牛「奈義和牛」をメインとした会席が提供されます。
奈義和牛
特選会席
さらに料理長が認めた瀬戸内の魚を楽しむことができるのも嬉しいです。特にフルーツ王国岡山の名物「白桃」を食べて育てられた【桃鯛】は、上品で繊細な味付けと盛り付けで、味にも見た目にも料理を堪能できます。
桃鯛とブリヒラ
朝食では美作国エリアだけではなく、岡山全域の食材を活かした季節ごとに開催されているイベントも魅力の一つ。6月末迄は「揚げたての山菜天ぷら」の食べ放題イベントが開催されているそうです。
ゆのごう美春閣では宿泊者アンケートを取り、お風呂・お部屋・館内全体に対する意見に耳を傾け、素早く改善しておられるようです。そのためもあってか、気配りの行き届いた居心地の良いお宿だと感じました。次回は是非、山菜の天ぷらを食べに訪れたいと思います。
<中国豊中ICより約137Km、車で約1時間40分と、大阪からのアクセスも良好>
ご予約・お問い合わせ
TEL:0868-72-8111(9:00~21:00)
〒707-0061 岡山県美作市中山1144(奥湯郷)
https://www.bisyunkaku.jp/