日本歯科大学は明治年(1907年)、私立共立歯科医学校として東京市麴町区(現千代田区)大手町に創立されました。以来、私立日本歯科医学専門学校、日本歯科大学(旧制、新制)と昇格し、現在は東京都千代田区(飯田橋)、新潟市に2つの歯学部を中心に大学院、附属病院、短期大学を擁しています。我々は卒業年度を〞○○回〝と表し、名前の後ろに(105)というように卒業回数を付ける伝統があります。令和5年3月に112回卒業生が誕生しています。
〜新潟編〜
校歌に〝地はよし新潟浜の浦〞と歌われ、大学の裏には日本海の砂浜が続き、海水浴、バーベキュー、雰囲気の喫茶店でいつ行っても誰かに会うことができまし花火など学生生活を満喫しました。また日歯大生が常連となっているところも数多くありました。喫茶洋食の「シェルブール」は、昭和の雰囲気の喫茶店でいつ行っても誰かに会うことができました。飲みに行くのは「常浪」「丹波」です。柔道部、空手道部員は全員ここで酒を鍛えたといっても過言ではありません。新潟の夜の街には〝古町〞があり、ディスコ全盛時「メビウス」は大盛況でした。また、新潟はラーメン店が多く、夜中に古町の「きんしゃい亭」(閉店)で保存科の先生に会うなんてこともありました。どの店も先輩に連れて行ってもらい、馴染みになって後輩を連れて行ったものです。
大学裏に砂浜 遠くに佐渡島も見えます(新潟)
居酒屋「丹波」(新潟)
〜東京編〜
飯田橋駅には、本学以外にも東京理科大学や法政大学などがあり、平日は昼も夜も学生や会社員で賑わっていました。入学式の時期には、「CANALCAFE」で満開の桜を見ながらお茶を堪能。靖国神社の桜も圧巻でありました。昼はうどん「牧の家」や支那そば「びぜん亭」(残念ながら閉店)の行列に並び、夜は大学近くの神楽坂「鳥茶屋」「紀の善」(閉店)「志満金」と高級なお店でしたが、ご褒美と理由をつけて頂いておりました。
今も本学の周辺は、「勉学」「交流」「食」と環境が良く、未来の歯科医師ものびのびと過ごせていると思います。
CANAL CAFEからの外観と桜(東京)
~番外編~
毎年5月の連休は東京新潟の体育会全クラブが会津磐梯山の麓、福島県猪苗代町で〝合同合宿〟を行います。競技毎に民宿に泊まり、練習で汗を流し、最後の夜は磐梯熱海温泉のホテルに全員集合し盛大に打ち上げを行います。猪苗代も日歯大生にとっては思い出の地です。
会津磐梯山