新大阪から新幹線で約50分。実際に大阪から通学している学生もいるほど大阪から結構近い国立岡山大学は、11の学部がある総合大学です。
 キャンパスは本部のある津島キャンパスと、医学部・歯学部がある鹿田キャンパスの2つに分かれています。両方のャンパスともJR岡山駅から程よく近く交通の利便性の良い割に、敷地面積は約78万㎡と広く、大学生約1万人、大学院生約3千人が在籍する大きな大学です。昔はなかった生協もできて両キャンパスとも大きく変わっています。その中で歯学部は、全国の歯科大学の中で一番若い大学として長崎大学歯学部と共に1979年(昭和54年)に設立されました。

岡山大学歯学部


実習室

 岡山大学歯学部の特徴としては、全国に先駆けて始まった短期海外留学制度(ODAPUS)が挙げられます。これまでに200名以上の学生が海外留学を果たし、海外から多くの留学生を受け入れてきました。国家試験合格率も10年の平均で86.8%と高い水準を保っており、後輩の皆さんの頑張りが伺えます。
若い大学といっても1981年に歯学部棟ができて年経ったため、4年をかけて改修工事が行われました。この期間は講義室や診療室を医学部に間借りするなどしながら診療チェアも大幅に減らして大変だったと聞いています。この春にほぼ終了する予定と聞き、2月終わりに見に行ってまいりましたが、まだ完成していない講義室もありました。外観は以前と大きくは変わっていないのですが、配管が建物の外にむき出しになっている姿にちょっと違和感がありました。大学の周りの以前通っていたお店はほぼなくなっており寂しさを感じますが、母校を訪れるとやはり学生時代を思い出し懐かしく感じました。
 今回は卒業生への紹介も兼ねて、大学病院の中に新しくできた「スターバックスコーヒー」と、病院キャンパス内にある学内食堂の「カフェテリアバンビ」、そして大学近くの「西川緑道公園」の写真を掲載いたします。

西川緑道公園


カフェテリア バンビ


病院内「スターバックスコーヒー」

また、ゆっくりと母校の周辺を回ってみたいと思える良いきっかけとなりました。