徳島大学歯学部は、1976年に国立大学として日本で8番目の、そして現在でも四国で唯一の歯学部として設置されました。さらに2007年には、歯学科に加え口腔保健学科を設置し、歯科医学と福祉を融合して学ぶことのできる歯学部となりました。

 歯学部がある蔵本キャンパスには、医学部、歯学部、薬学部が集まっています。歯学科は当初60名の入学定員でしたが、現在は40名となっており、また男子よりも女子学生の方が多くなっているようです。徳島大学歯学部の校舎には各科の研究室と大学院が入り、学生はここで座学を受けます。歯科診療部門は、新築された徳島大学病院内に移され、歯学部の校舎とは渡り廊下でつながっています。

徳島大学病院



 今回、この記事を書くために徳島日帰り取材を敢行してきました。学生時代によくご飯を食べにいった『八城』が30年を越えて営業しておられたのは嬉しかったです。

八城

かつて、大阪から徳島への移動手段は、南港や和歌山港からのフェリーでしたが、現在は明石海峡大橋と鳴門海峡大橋を利用した車移動が中心になりました。(南港からのフェリーは今も運航しています)

明石海峡大橋

 徳島の名産品と言えば「スダチ」。
唐揚げにはスダチを絞り、冷や奴には皮をすって乗せ、コロナビールもライムの代わりにスダチ。他にもお土産としては「ワカメ」や「谷の竹ちくわ」や「小松島のフィッシュカツ」などがあります。

フィッシュカツ&竹ちくわ

ご当地ラーメンの徳島ラーメンは、醤油豚骨の中太麵が一般的で、地元民は「中華そば」と呼びます。すき焼き風の濃い味なので、生卵を入れるのがオススメ。

中華そば(徳島ラーメン)

訳あって離れて徳島に住む長女に、人気店の『可成家』を教えてもらいました。従来の中華そばの他にも種類があり、とても美味しかったです。

可成家

 徳島といえば阿波おどり。毎年8月12日〜15日のお盆の時期に、徳島市内の中心部で開催されます。数えきれない連(阿波おどりをするグループ)が繰り出します。学生時代、私の3つ上の先輩が歯学部学生連として「こじか連」を結成してくれ、6年間踊りまくりました。阿波おどりは「踊らにゃそんそん ♪」のフレーズの通り踊ってこそ楽しいものですが、観光として有名連(セミプロの集団)の踊りを見物するのも良いものです。阿波おどり会館では、観光客を対象に毎日公演されていますので、一度訪れてみられてはいかがでしょうか?

阿波おどり会館